AIS旭情報サービス株式会社

前田 翼

Q1仕事内容について聞かせてください。

自動車メーカー様に常駐して、クラウド上のファイル共有サービスの運用管理・ヘルプデスク業務を行っています。具体的には、サービス設定作業、ストレージ容量・アクセス権管理、サービス動作確認、運用課題検討などを行います。特に、当サービスは情報共有サイトが作成できるなど付随する機能が多くあり、設定が煩雑なため、問い合わせの幅が広く苦労しています。自身で検証や調査をしたり、チームメンバーで相談・検討して回答するケースが多く、幅広く精通していないと対応できないと感じています。

Q21日のスケジュールを教えてください。

基本的にはリモート勤務です。まず朝礼に参加し、その後、メールチェック、問い合わせの確認をします。10時からチーム内で情報共有を行います。残りの時間は、運用課題への対応、問い合わせへの対応、情報共有サイト作成などに割り当て、業務終了前に、問い合わせ対応状況の整理をします。

Q3どんな時に仕事にやりがいを感じますか?

ヘルプデスク業務では、ユーザーへのヒアリングを通じて、ユーザーが言語化できていない悩み・気づいていない問題点を掘り起こすように心がけています。その結果、ユーザーからの幅広い質問に対して解決の方針を提示できた時、やりがいを感じます。
また、運用業務では、情報共有サイト作成の受付フロー効率化の案件を任され、大きなやりがいを感じています。今まではマニュアル作成やサポートページ変更など、比較的簡易な作業を担当していましたが、2年目になって初めて、「どんな運用でやると工数を削減できるかうまく考えてね」と任され、運用仕様書の作成を行っています。

Q4仕事のこだわりはありますか?

使っている製品やドメイン知識をしっかり吸収していくことです。自信がないとユーザーに対してアクティブに働きかけることができないので、まず自分自身が取り扱っているサービスの知識をつけて自信を持つ。また、普段から変更が加えられた・不具合が起きたということに対して事象としてとらえるのではなくて、なんで起こったのかというところを深堀りして原因まで理解することを大事にしています。

Q5入社から現在までの間で仕事の考え方に変化はありましたか?

変わったなと思う部分は二点あります。一点目は責任感です。常駐しているお客様は会社規模が大きく、システム復旧できなかったり、不具合が残ったりした場合に、どれだけの影響があるのか想像すると身が引き締まります。二点目はロジカルシンキングです。論理立てて人に説明することの大切さを実感しました。私の職場はリモート勤務で、かつカメラを使えないので、文章や口頭だけで相手が納得できるように説明出来ないといけません。結論ベースで話す、順序を組み立てて頭の中で整理してから話す、といった話し方は、社会人にとって必須のスキルなんだなと、上司を見て感じました。また、毎日新しい製品仕様や不具合が出てくるので、短い時間でよどみなく簡潔に伝えチームで共有するよう心がけています。

Q6今後の目標を教えてください。

将来は、メンバーを束ねる管理者になれるようスキルを磨きたいです。特に、周りのメンバーの状況に常にアンテナを張り、この人はどれだけ問い合わせを抱えて、どういう課題に直面しているのか、余力があるかを把握できるような能力を養いたいです。私の上司は忙しく予定がタイトですが、その中でも常に私たちのインシデントについて把握し、適宜フォローしてくれています。それが、全体的なチームの効率化・品質向上につながっているのではないかと考えています。今の私は自身のタスクで精いっぱいですが、まずは自身の業務を効率化し、知識を深めることで余力を作る。その次のステップとして周りのタスクを見て、フォローが必要な人にフォローできるような状況にしていきたいです。
また、データ分析に興味があるので、何か機会があったときに業務に携われたらいいなと思っています。大学ではオペレーションズ・リサーチ(OR)※1 を専攻し、研究室では最適化問題 ※2 に取り組んでいたため、現在はPython(パイソン)を使いながら、ORや統計学を学び直しています。直近でデータサイエンティストの資格を取得したので、「この人資格持ってるよ」みたいな形で声がかかれば良いなと思っています。

※1 ある組織の運用問題に対して、さまざまな方法を用いて分析し、適切な解決法を見つけること
※2 与えられた制約条件の下で、ある目的関数を最大または最小にする解を求めること

Q7ワークライフバランスについてはどのように感じていますか?

夜間の問い合わせはなく、日中帯だけで業務が終わるので、ワークライフバランスはとりやすいです。特に、リモートワークをしており、通勤時間がないのが大きいです。1~2時間残業しても、充分にプライベート時間がとれています。ちなみに、ここ半年くらい出社しておらず、今日は半年ぶりのスーツです。ひさしぶりに着て心機一転でした(笑)。
また、プライベートで、職場の上司や同僚とボルダリングや麻雀をやることもあり、楽しんでいます。

Q8学生時代に頑張ったこと、力を入れたことは何ですか?

大学生時代に所属していたスノーボードサークルの活動に力をいれました。サークルは、設立したばかりで私は2年目にサークル長になったのですが、最終的には80人規模のサークルとなったため、大人数で活動できるよう、サークルの運用方法や枠組みを作るなどしました。スノーボードスクールとの提携など、他のサークルでは出来ないようなことができたんじゃないかなと思います。ちなみに、多くのインストラクターを輩出していきたいスノーボードスクールに対し、サークルで年に何人かがインストラクターの資格を取ったり、スノーボードスクールで働いたりする代わりに、道具を持っていない初心者の大学1年生に、無償で道具レンタルやプロインストラクターのレクチャーをしていただくという内容で提携しました。いい経験ができたと思います。

Q9AISを志望したきっかけを教えてください。

IT業界を志望していたなかで、研究室の先輩がAISに入社していて紹介があり、受けてみようというのがきっかけでした。最初は、会社規模を重視し、有名企業に入ってみたいと考えていましたが、AISの採用担当者とお話していくなかで、社風を重視するようになりました。そして、面接の中で、本当に人の良さを見てくれているなと実感し、人のよさ・人事の方の感触・社是が、自身の「人と関わっていきたい」「人とのつながりを大事にしたい」という考えとマッチしていると思い、絶対この会社だ!と、AISに決めました。また、企業理念は建前だろうと思っていましたが、AISは、社是にある「誠」を大切にし、本当に企業理念通りに実践されている、と心を打たれました。人と人との繋がりを大事にする会社なら、絶対に私のやりたいことを叶えてくれるだろうな、やりがいを感じられるだろうなと思ったのも、決めた理由です。

Q10最後に就活生に向けてメッセージをお願いします。

私は二年間浪人し一回休学したため、かなり遠回りをして就活を迎え、負い目に感じていましたが、今社会人になって仕事をしていると、23~24歳なんて全然若いし道がいっぱいあるじゃんと思います。 就活では、たくさんの業界に触れながら、自分を見つめなおすことができると思います。特にコロナ禍で人とコミュニケーションを取れなくて悩むことも多かったと思いますが、 自分の魅力を見つけてたくさんのことにチャレンジしてください。

ENTRY

リクナビ・マイナビからエントリーください。

2024年卒業予定の⽅

2025年卒業予定の⽅

キャリア採用